« 世界のBCG | トップページ | 水痘は軽い病気か? »

2004.03.23

三種混合ワクチンでどのくらい免疫がつくか

 ジフテリア・破傷風・百日咳三種混合ワクチン(DPTワクチン・DTPワクチン)でどのくらい免疫がつくか

 DTPのような不活化ワクチンで免疫記憶細胞を誘導する(免疫の初期化)には、必要量の抗原を3~8週間隔で2~3回※1接種すればよい。(1期初回接種)。ただし、1期初回接種で産生される抗体レベルは低く、感染防御レベルを維持できる期間はせいぜい1年半程度にすぎない。。

 そこで、1期初回接種終了おおむね1年後に再接種(1期追加接種、ブースター接種)する。これによって抗体価は飛躍的に上昇し、感染防御レベル以上の抗体価が約10年間持続する。
 免疫の初期化がきちんと行われていれば、ブースター接種時期が数年遅れても、気がついたときに1回追加接種を行えば良好な抗体反応が認められる。※2

 不活化ワクチンでは、まず免疫を初期化し、その後抗体価を維持させるためには繰り返し追加接種を行う必要がある。欧米ではジフテリア、破傷風の感染予防に10年ごとのDT接種を成人に勧めている。



※1 抗体価上昇率よりDTP1期初回は2回でよいという医師もいる。冗長性を省いてよいのならそのとおりである。
※2 DTP1期初回を3回行う理由の一つ。 1年後の追加接種忘れは全体の数割に達するが、3回接種していれば、最初からやり直す必要はない。

|

« 世界のBCG | トップページ | 水痘は軽い病気か? »

コメント

Thank you, I just wanted to give a greeting and tell you I like your website.

http://www.socoplan.org">casino games

投稿: casino games | 2004.08.18 20:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三種混合ワクチンでどのくらい免疫がつくか:

« 世界のBCG | トップページ | 水痘は軽い病気か? »