「医療情報誌」…じつは広告雑誌なのだが

医療情報誌とか子育て雑誌から執筆の勧誘が1,2ヶ月に1回は来る。じつのところ広告雑誌なのだが「広告」だと医療法の規制が厳しいので、「原稿」依頼の形をとっている。特に一昨年頃から会社の種類が急に増えた。
今日また新しいところが来た。
見本を読むと存じ上げている先生も書いてあるので、悪口は書かない方が無難なのだが、編集者(勧誘員)の話を聞きながら情報誌のあちこちを眺めていると「ビビビ」と来るものがあったので、つい書いてしまう。


「免疫ミルク」を飲んでからというもの、目に見えて体調が良くなったという声が続々寄せられている。じっさいにその効果を体験した人々の声は、いずれも健康を取り戻した喜びに満ちあふれており、免疫ミルクはまさに「高齢化社会の救世主」だと思えてくる。
「夜も眠れないほどだった膝関節症の痛みが、わずか一週間で気にならなくなりました。」
「一時間ごとに発作が出ていたゼンソクが、免疫ミルクを飲んで2週間で収まりました。」
「悩み続けたアレルギーや冷え性が軽快。リウマチの痛みも楽になりました。」
これといっしょに自院の広告載せるのはヤヴァイです。(笑)
どこに配ってるのかよくわからない小冊子に原稿書いて、1ページ19万5千円も払いたくないし。
#それにしても野本教授、ご自分の名前と顔写真使われているのはご存じなんだろうか。
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投稿: free business grants | 2004.08.12 15:50